バーチカルブラインド(縦型ブラインド)の種類と後悔しない選び方

image
スタイリッシュで縦長のラインが美しいバーチカルブラインド。
大きな窓によく映え、出入りもしやすいので人気です。しかし、「使い勝手はいいの?」「何を基準に選べばいいの?」そんな不安もありますよね。そこで、製品・生地・操作方法・取付け方法・オプションの5つのカテゴリー別に種類をご紹介し、後悔しない選び方を解説します。まずは選択肢を知ること、次にお部屋に合った製品や仕様の選び方を知ることが大事!
洗濯は?夜透ける? など気になる疑問も解決しますよ。 ぜひ参考にしてくださいね!

※タチカワブラインドのバーチカルブラインドは、住宅向けの『ラインドレープ』とオフィスや店舗向けの『バーチカルブラインド』に分かれています。このコラムでは、住宅向けの『ラインドレープ』をご紹介していきます。

バーチカルブラインドの種類:製品

タチカワブラインドのバーチカルブラインドには、1種類の生地をセットした製品と、ドレープ(厚手生地)とレースの2種類の生地をセットした製品があります。

ラインドレープ

image
1種類の生地をセットしたのが『ラインドレープ』。スラット(羽根)の向きを変えることで、採光と視線をコントロールする、シンプルなバーチカルブラインドです。スラット幅は80mmと100mmがあり、お好みで選べます。
※生地によって100mmのみ対応のものもあります。
※2種類の生地をセットした『ペア』は、100mmのみ対応です。

スラットのバラつきが心配!?

風や室内のエアコンによるスラットのばらつきは、「ボトムコード」で抑えられます。
ペットやお子さまがコードにひっかかる心配がある場合には、後から取外すことも可能です。
image

ラインドレープ ペア アンサンブル〈ドレープ+レース①〉

image
ドレープとレース2種類の生地をセットしたのが『ラインドレープ ペア アンサンブル』。
レースが常にドレープとのすき間をふさぐメカニズムで、外からの視線を遮りながら日射しを細やかに調整し、室内を快適な明るさに保ちます。
image

ラインドレープ ペア ツーウェイ〈ドレープ+レース②〉

image
ドレープとレースを左右に分けて配置した『ラインドレープ ペア ツーウェイ』。昼間はレース・夜はドレープ…というように、カーテン感覚で使い分けたい方におすすめ。
※ドレープとレースの左右の位置は指定可能
image

後悔しない!製品選びのポイント

道路に面したお部屋や隣家に近い窓など、外からの視線が気になる場合はドレープとレースを1台に配した『ペア』の製品がおすすめ。プライバシーを守りながら光を採り入れられるので、安心してくつろげます。『ラインドレープ ペア』のレースはすべて、室内が見えにくい「ミラーレース」なので安心!
image
他にも、傾斜窓やカーブした窓用の製品など様々なラインナップがあります。
詳しくは、『タテ型ブラインド ラインドレープ』のカタログをご確認ください。

バーチカルブラインドの種類:生地

「スラット生地の選び方がわからない」という方は、次の3つの切り口から検討するのがおすすめです。
1.色柄:お部屋に合うデザインか
2.性能:「水拭き」「ウォッシャブル」「遮熱」などお部屋に適した性能をもつ生地か
3.透過性:遮光性・採光性がお部屋の用途に合っているか
それぞれ見ていきましょう。

1.色柄・素材の種類

タチカワブラインドのバーチカルブラインド『ラインドレープ』は、今どきのライフスタイルに寄り添うデザインが豊富です。無地や遮光、レースといった基本ラインナップの生地も、色はもちろん質感や性能にこだわり、多彩なテイストを展開。自分らしさを表現するお気に入りの生地がきっと見つかります。

洗練と癒しのモダン空間に「フィト&カーム」

image
自然がモチーフのデザイン
image
心落ち着くカラーと素材感

自然体で遊び心のある「ファン&スロウ」

image
明るく楽しいプリント柄
image
ゆったりとした雰囲気

お手入れ簡単「フィールクリア」

image
毎日が清潔で安心
image
汚れをサッと水拭き

他製品とのコーディネート!

『ラインドレープ』は、ロールスクリーンとの共通柄や他製品とコーディネートできる生地が豊富。
例えば、掃き出し窓には出入りしやすいバーチカルブラインド腰高窓にはすっきり見えるロールスクリーン…といった、機能的でおしゃれなコーディネートも楽しめます。
お友だちを呼びたくなるワンランク上の空間ができますね。
image
ラインドレープ×ラルクシールド
image
ラインドレープ×ルミエ
image
ラインドレープ×デュオレ
image

木製のバーチカルブラインド

天然木を使った『ラインドレープ 木製』もあります。天然木の一枚板を贅沢に使用。リビングをまるでホテルのような上質な空間に仕上げます。

2.生地性能の種類

タチカワブラインドのバーチカルブラインド『ラインドレープ』には、さまざまな性能をもつ生地があります。「西日が強い」「子どもが汚れた手で触りそう」などのお悩みに合わせて、性能付きの生地を選ぶのもおすすめ。特にお客さまから要望が多い性能をご紹介します。
image
メンテナンス性
お手入れが気になる方には、生地を取外して、洗濯機で丸洗いできる「ウォッシャブル」がおすすめ。
また、「水拭き」生地は汚れをサッと水拭きできるので、毎日を清潔に過ごせます。花粉やホコリがつきにくいのでアレルギー対策やペットの毛羽、ひっかきキズ対策にもおすすめ。
image
遮熱・UV
大きな窓や西日の強いお部屋には、夏の暑さをやわらげる「遮熱」の生地がおすすめ。ドレープとレースの両方にラインナップがあります。また、家具や床の日焼けが気になるお部屋には「UVカット」の生地も人気です。

3.透過性(遮光性)の種類

お部屋の心地よさは生地の透け具合によっても変わるので、生活シーンを想像して検討しましょう。
バーチカルブラインドの生地の透過性は、大きくに分けると遮光・ドレープ(遮光ではない厚手生地)・レースの3種類。タチカワブラインドはさらに細かく分類し、次の4つのランクを設けています。
遮光:遮光率99.4%以上の遮光性の高い生地
プライバシー:比較的透けにくいドレープ生地
ミディアム:比較的透け感のあるドレープ生地
シースルー:レース生地
※遮光生地はさらに、1~3級に分かれています。
image

後悔しない!スラット選びのポイント①

遮光生地を選ぶ際は、昼間のお部屋の明るさにも気を配りましょう。
例えば、レースなしの『ラインドレープ』で遮光生地を選んだ場合、調光や目隠しのためにスラットを閉じ気味にすると、お部屋が暗くなってしまうことも。日中の明るさを確保しながら遮光したい場合は、レース付きの「ペア」を選ぶのがおすすめ。
image

後悔しない!スラット選びのポイント②

生地の質感や透過性は、カタログではわかりづらいもの。カットサンプルを取り寄せて、生地を壁や床に置いたり窓に貼ったりと実物で確認するのもおすすめです。
image

バーチカルブラインドの種類:操作方法

タチカワブラインドのバーチカルブラインド『ラインドレープ』の操作方法は「バトン操作」「コード操作」「バトン・コード操作」「ワンチェーン操作」「電動操作」の5種類があります。
image
バトン操作
スラットの角度調整はバトンを回して、製品の開閉はバトンを左右にスライドして行います。必要な範囲をサッと開閉するので、出入りの多い窓におすすめ。
image
コード操作
スラットの角度調整はポールを回して、製品の開閉は操作コードを引いて行います。操作が軽く移動せずにその場で開閉できるので、幅の広い窓におすすめ。
image
バトン・コード操作
スラットの角度調整はバトンを回して、製品の開閉は操作コードでもバトンでも。バトン操作とコード操作の長所を組み合わせた操作方法です。左右どちらからでも開閉できるので、大きな窓やサイドだけ開けられるテラス窓などにおすすめ。
image
ワンチェーン操作
スラットの角度調整も、製品の開閉も1本の操作チェーンで行います。ポールやバトンを使わないので高窓でも操作でき、見た目もすっきり。
image
電動操作(ホームタコス)
スマートフォンやリモコン、スイッチを使って、離れた場所から簡単に操作できます。ループ状のコードやチェーンがないので、小さなお子さまやペットがいるご家庭でも安心。手の届かない高窓の昇降や、操作の負担が大きい掃き出し窓、複数ある窓の一斉操作に便利です。

後悔しない!操作選びのポイント

操作方法を選ぶときは、スラットの納まりについても検討しましょう。
スラットを左右のどちらか一方に納めるのが「片開き」、左右に分散してたたみ込むのが「両開き」です。
また、スラットを中央に寄せられる操作方法もあります。
出入りする窓の場合は「片開き」を選び、出入りする側と反対側にスラットを納めると便利です。
image

安心安全のバーチカルブラインド

タチカワブラインドでは、操作時に手の触れる部品を抗菌化しています(SIAAマークを取得)。
また、ループ状のコードやチェーンを上部にまとめておくクリップをはじめ、お子さまが過ごすお部屋にも安心の製品や部品があります。
image

バーチカルブラインドの種類:取付け方法

バーチカルブラインドの取付け方法は、次の2種類(4パターン)があります。
窓を覆う取付け:天井に天井付け/カーテンボックスに天井付け/壁面に正面付け
窓枠内に取付け:窓枠に天井付け
image

後悔しない!取付け方法のポイント

天井やカーテンボックスから窓全体を覆う取付け:
できるだけ高い位置から取付けると、縦のラインが際立ち洗練された印象に。上部や両サイドからの光漏れを抑えられる上に、製品を開けたときに窓にかかるたたみ代が少なく、開放感も楽しめます。
image

バーチカルブラインドの種類:オプション

バーチカルブラインドの仕上がりは、細かい部分の工夫でグッと良くなります。例えばツヤのないマットな部品色にしたり、フローリングや家具に調和するパーツにしたりするだけで、空間が洗練された印象に。
ここではタチカワブラインドのオーダー製作ならではの人気オプションや、うれしい特長を厳選してご紹介します。

ウォームシリーズ

image
上部のハンガーレールに木目デザインを取り入れた「ウォームシリーズ」。ナチュラルな木目の温もりが空間との調和を高めるオプションです。
※全5色

ナチュラルウッドバランス

image
上部のメカ部分を天然木が隠し、美しく空間に調和させます。家具や床、建具とのコーディネートで、アクセントにしたり統一感を出したりと、お部屋を自由に演出してくださいね!
※全20色

ワイドスラット仕様

image
スラットの重なりを大きくして光漏れを軽減する「ワイドスラット仕様」。寝室など、遮光性を高めたいお部屋におすすめ。

ミリ単位のサイズオーダーで、理想のフィット感

image
タチカワブラインドのバーチカルブラインドは、幅5mm・高さ10mm単位でサイズ指定できます。
窓枠内はもちろん、間仕切りに使用する場合の開口部にも、最小限のすき間で美しくフィットします。
ファッションと同じく、インテリアもサイズ感が重要。オーダー製作ならではの“ジャストサイズ”で、愛着のもてる空間をつくれます。

『ラインドレープ』で心地よい空間を!

製品・生地・操作方法・取付け方法・オプションのカテゴリー別に、それぞれの種類と後悔しない選び方をご紹介しました。製品選びで大切なのは、理想のイメージをかなえるデザイン性と、毎日を快適に過ごすための機能性。タチカワブラインドの多彩なラインナップからお気に入りのバーチカルブラインドを選び、スタイリッシュで心地よい空間を演出してくださいね!
indexへ

この記事をシェアする

image
閉じる 閉じる

ショールーム

販売店検索