バーチカルブラインド(縦型ブラインド)の種類と選び方のポイント

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スタイリッシュで縦長のラインが美しいバーチカルブラインド。大きな窓によく映え、出入りもしやすいので人気です。しかし、「使い勝手はいいの?」「何を基準に選べばよいのかわからない」そんな不安や疑問もありますよね。
そこで、「製品」「生地」「操作方法」「取付け方法」の4つのカテゴリー別に種類を紹介し、選び方のポイントを解説します。洗濯はできるの? 外からは見えないの? など気になるところもすっきり解決! 多彩な選択肢を知って、製品選びの参考にしてくださいね。

※タチカワのバーチカルブラインドは、住宅向けの『ラインドレープ』とオフィスや店舗向けの『バーチカルブラインド』に分かれています。このコラムでは、住宅向けの『ラインドレープ』をご紹介していきます。

バーチカルブラインドの種類:製品

バーチカルブラインドには、1種類の生地の製品と、ドレープ(厚手生地)とレースの2種類の生地を配した製品があります。

ラインドレープ

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1種類の生地で構成されている『ラインドレープ』スラット(羽根)の向きを変えることで、採光と視線をコントロールする、タチカワのシンプルなバーチカルブラインドです。スラット幅は80㎜と100㎜があり、お好みで選べます。

※『ペア』は100㎜のみ対応。

お悩み解決! 「スラットのバラつきが心配……」

風によるスラットのばらつきは、「ボトムコード」で抑えられます。ペットやお子さまがひっかかる心配がある場合には、簡単に取り外すこともできます。
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ラインドレープ ペア アンサンブル<ドレープ+レース①>

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2種類の生地で、調光機能に優れた『ラインドレープ ペア アンサンブル』
ドレープとレースが交互にあることで、外からの視線や強い日射しを細やかにコントロールできます。レース生地には、光を反射し外からの視線を遮るミラーレースがおすすめです。
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ラインドレープ ペア ツーウェイ<ドレープ+レース②>

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2種類の生地をカーテン感覚で切替えられる『ラインドレープ ペア ツーウェイ』
ドレープとレースの分量によって、採光をコントロールできます。
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他にも、傾斜窓やカーブした窓用の製品など様々なラインナップがあります。
詳しくは、『タテ型ブラインド ラインドレープ』のカタログをご確認ください。

バーチカルブラインドの種類:生地

バーチカルブラインドの生地の選び方がわからない方は、次の3つの切り口から検討するのがおすすめです。
1. 色柄(お部屋に合うデザインか)
2. 透過性(遮光性・採光性がお部屋の用途に合っているか)
3. 性能(お手入れが気になるなら「水拭き」や「ウォッシャブル」、西日が強ければ「遮熱」など、お部屋に適した性能生地があるか)
それぞれの種類を見ていきましょう。

1.色柄・素材の種類

タチカワのバーチカルブラインドである、『ラインドレープ』は、色柄のバリエーションが豊富です。ソーホー・ノルディック(北欧)・インダストリアル・ボタニカル……と、憧れの暮らしを叶える生地カテゴリーがあります。また無地のバリエーションは、色だけでなく素材感や性能もさまざま。ロールスクリーンやプリーツスクリーンとの共通柄も充実しています。
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女性らしく洗練されたモダンの「ソーホー」
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シンプルで暖かみのある北欧インテリアには「ノルディック」
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ヴィンテージ家具と相性抜群の「インダストリアル」
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シンプルなお部屋に癒しを加える「ボタニカル」
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8柄135アイテムと豊富な「無地」
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組み合わせを楽しめる「カラーコーディネート」
さらに、ロールスクリーンやプリーツスクリーンとの共通柄も充実のタチカワブラインドなら、ワンランク上のコーディネートが楽しめます。
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「バーチカルブラインド」×「ロールスクリーン」
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「バーチカルブラインド」×「調光ロールスクリーン」
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「バーチカルブラインド」×「プリーツスクリーン」
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木製のバーチカルブラインド

天然木を使った『ラインドレープ 木製』もあります。天然木の一枚板を贅沢に使用し、まるでホテルのような上質な空間を演出します。

2.透過性(遮光性)の種類

バーチカルブラインドの生地の透過性は、ざっくりと「遮光」「ドレープ(遮光ではない厚手生地)」「レース」の3種類に分けられます。生地の透け方でお部屋の居心地が変わるので、生活シーンを想像してよく検討しましょう。生地を選ぶ際は、カットサンプルを取り寄せて窓に貼ってみるのもおすすめです。

タチカワでは、透過性を4つのランクに分けています。遮光生地、透過性ランクA(比較的透けにくいドレープ生地)、透過性ランクB(比較的透け感のあるドレープ生地)、透過性ランクC(レース生地)です。
遮光生地はさらに、1~3級に分かれています。生地選びの目安にしてくださいね。
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生地の遮光性・透過性は、製品種類と合わせて検討!

『ラインドレープ』の遮光性をさらに高めたい場合、スラットの重なりを大きくして光漏れを軽減する、「ワイドスラット仕様」というオプションがあります。
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3.生地性能の種類

タチカワのバーチカルブラインドである、『ラインドレープ』には、さまざまな性能をもつ生地があります。「西日が強い」「子どもが汚れた手でさわりそう」など心配な場合は、性能付きの生地を選ぶのもおすすめです。特にお客さまから要望が多い性能をご紹介します。
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お手入れが気になる方には、「ウォッシャブル」の生地がおすすめ。生地を取り外して、洗濯機で丸洗いできます。また、汚れをさっと水拭きできる「水拭き」の生地も人気です。

スラットの取付け・取外し、洗濯方法の動画はこちら
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大きな窓や西日の強いお部屋には、夏の暑さを軽減する「遮熱」の生地がおすすめ。ドレープとレースの両方に対応生地があります。また、家具や床の日焼けを軽減できる「UVカット」の生地も人気です。
他にもたくさんの生地性能があります。カタログの性能マークを確認してみてくださいね。

バーチカルブラインドの種類:操作方法

タチカワのバーチカルブラインドである、『ラインドレープ』の操作方法は、「バトン操作」「コード操作」「バトン・コード操作」「ワンチェーン操作」「電動操作」の5種類があります。
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バトン操作
スラットの角度調整はバトンを回して、製品の開閉はバトンを左右にスライドして行います。必要な範囲をサッと開閉するので、出入りの多い窓におすすめです。

バトン操作の動画はこちら
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コード操作
スラットの角度調整はポールを回して、製品の開閉は操作コードを引いて行います。操作が軽く移動せずにその場で開閉できるので、幅の広い窓におすすめです。

コード操作の動画はこちら
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バトン・コード操作
スラットの角度調整はバトンを回して、製品の開閉は操作コードでもバトンでもできる、バトン操作とコード操作の長所を組み合わせた操作方法です。左右どちらからでも開閉できるので、大きな窓や中央がFIXで左右を開閉するテラス窓などにおすすめです。

バトン・コード操作の動画はこちら
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ワンチェーン操作
スラットの角度調整も、製品の開閉も1本の操作チェーンで行います。ポールやバトンを使わないので高窓でも操作でき、見た目もすっきり

ワンチェーン操作の動画はこちら
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電動操作(ホームタコス)
リモコンやスイッチで操作するので、手の届かない高窓や大きな窓、複数ある窓におすすめです。また、スマート家電リモコンと組み合わせると、音声による操作や外出先での遠隔操作が可能になります。

電動操作の動画はこちら
「ブラインドやカーテンのIoT化ってどういうこと? 仕組みや取付け方も解説します」はこちら
「タチカワのスマートブラインド・スマートカーテンを紹介します」はこちら
5つの操作方法を選ぶときは、スラットの「納まり」についても検討しましょう。スラットを左右のどちらかに納めるのが「片開き」、左右に分けてたたみ込むのが「両開き」です。また、スラットを中央に寄せられる操作方法もあります。
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安心安全のバーチカルブラインド


タチカワでは、操作時に手の触れる部品を抗菌化しています。(SIAAマークを取得)
また、お子さまが過ごすお部屋にも安心の製品や部品があります。

製品の安全対策はこちら
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バーチカルブラインドの種類:取付け方法

バーチカルブラインドの取付け方法は、次の2種類(4パターン)があります。
・窓を覆う取付け(天井に取付け/カーテンボックスに取付け/壁面に正面付け)
・窓枠内に取付け
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バーチカルブラインドの縦長のラインを生かすのは、窓を覆う取付け方法です。窓を覆うことで光漏れが軽減され、オープンにした際に窓にかかるスラットのたたみ代も小さくなります。
一方、窓枠内への取付けは、コンパクトですっきりと納まるのが特長です。

タチカワの『ラインドレープ』で、心地よい空間を!

タチカワのバーチカルブラインドである、『ラインドレープ』の種類と選び方のポイントをご紹介しました。
デザイン性と機能性に配慮すれば、おしゃれで快適なインテリアが作れます。スタイリッシュなバーチカルブラインドを取り入れて、シンプルで素敵な空間を演出してくださいね。
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