調光ロールスクリーンとは?仕組みや特徴&後悔しないためのポイント解説

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SNSなどで見かける機会が増えた“調光ロールスクリーン”
おしゃれな見た目に惹かれるけれど、「どうやって調光するの?」「使いにくさはないの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。購入後に「思っていたのと違った…」と後悔しないためには、仕組みや特徴をあらかじめ知っておくことが大切です。
このコラムでは、2種類の調光ロールスクリーンの仕組みをわかりやすく解説し、メリット・デメリットを比較表でご紹介。遮光性や外からの見え方など、購入前に知っておきたいポイントもまとめました。ぜひ参考にしてくださいね!

調光ロールスクリーンとは?

調光ロールスクリーンは、ドレープ(厚手生地)とレースを1台に配したロールスクリーン。ドレープとレースの分量を調節することでブラインドのように調光できて、外からの視線をカットしながら光を採り入れられる製品です。
スライド式と立体式の2種類があるので、タチカワブラインドの調光ロールスクリーンを例に、解説していきますね。

スライド式の『デュオレ』

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『デュオレ』は、ドレープとレースがボーダー状に並んだ生地を、前後に2枚セットしたロールスクリーン。2枚の生地をスライドさせて重なり方を変えることで、光の量を調節します。印象的なボーダーデザインが、お部屋のアクセントとしても映える製品です。
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採光時
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採光量を調節
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全閉時

立体式の『ルミエ』

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『ルミエ』は、前後2枚のレースのあいだにドレープを挟んだ立体構造のロールスクリーン。ドレープの角度を調節することで、ブラインドのように外からの視線を遮りながら、細やかに調光できます。2枚のレースをとおしたやわらかな光が美しく、上質で心地よい空間を演出します。
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採光時
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採光量を調節
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全閉時

スライド式・立体式のメリット・デメリットを徹底比較

後悔のない選択をするために、スライド式と立体式それぞれのメリット・デメリットを整理しました。ライフスタイルやお部屋の用途に合ったタイプを選んでくださいね。
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使い勝手で選びたい場合は、
全面をレースにして使いたいお部屋には立体式
生地を途中まで上げた状態でも調光したいお部屋にはスライド式
をおすすめします。

購入後に後悔しない!5つのポイント

購入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、次の5つのポイントを押さえておきましょう。
遮光性
外からの見え方
お掃除方法
操作方法
構造上の注意点
ひとつずつ、詳しく解説していきますね!

①遮光性をチェック

調光ロールスクリーンは、全閉状態(全面がドレープ生地の状態)にして光を遮ります。生地によって透け感や遮光性が異なるため、寝室など暗くしたいお部屋には遮光の生地がおすすめです。
さらに遮光性を高めたい場合は、正面付けで窓全体を覆うように取付けることで、窓枠とのすき間からの光漏れを軽減できます。
※構造上、完全に光漏れを防ぐことはできません。
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デュオレ(遮光生地を使用)の全閉時
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ルミエ(遮光生地を使用)の全閉時
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窓枠内に天井付け
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窓を覆って正面付け

「採光性」もチェック

スライド式の調光ロールスクリーンは生地がボーダー状になっているので、全面レースにはできません。そのため、ドレープ生地を選ぶ際は、“採光”と“遮光”のどちらを優先したいのかを考えることが大切です。
昼間の明るさを重視するなら遮光性のない厚手生地を、寝室や西日が強い窓など明るさを抑えたいお部屋には遮光生地を選ぶとよいでしょう。
タチカワブラインドのショールームでは実物で比較できるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
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②外からの見え方をチェック

調光ロールスクリーンは「夜、外から透けて見えるのでは?」と不安に思う方がいらっしゃるかもしれません。スライド式の『デュオレ』も立体式の『ルミエ』も、レース状態のままで照明をつけると、室内が透けますが、全閉してドレープ生地にしておけば、外から見られる心配はありません。
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夜間の見え方(デュオレ)
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夜間の見え方(ルミエ)

スライド式は、レースの透過性をチェック

『デュオレ』のレースは、透過性を抑えたボイル生地と透過性の高いメッシュ生地があります。
<ボイル生地>
道路に面した窓など、外からの視線を遮りたい窓におすすめ。
<メッシュ生地>
レース越しに景観を楽しみたい窓におすすめ。
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③お掃除方法をチェック

『デュオレ』も『ルミエ』も、普段のお手入れは、ハンディモップなどでホコリを落とすだけでOK。製品を取付けたまま、簡単にお掃除できます。
※水拭きするとシミになるのでご注意ください。
※生地は洗濯できません。
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『ルミエ』生地と生地のあいだのお掃除方法は?

立体式の調光ロールスクリーン『ルミエ』は、前後のレースのあいだにホコリやゴミが入り込むことがあります。その場合は、エアダスターかドライヤーの冷風を使って、やさしく吹き飛ばしてください。

④操作方法をチェック

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『デュオレ』も『ルミエ』も、1本のチェーンで生地の昇降と調光を操作できます。小さなお子さまやペットのいるご家庭では、チェーンに手が届かないよう、付属のコードクリップでチェーンをまとめておくと安心です。また『ルミエ』には、操作チェーンのない電動タイプもご用意。すっきりとしたデザインで、より安全で快適な暮らしがかないます。
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コードクリップでチェーンをまとめる
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電動操作なら、コードレスですっきり&安心

⑤構造上の注意点をチェック

『デュオレ』と『ルミエ』には、それぞれ購入前に知っておきたい構造上のポイントがあります。

スライド式の『デュオレ』

ドレープとレースをボーダー状に配した2枚の生地を重ねて、スライドさせながら調光します。
・ご注文時に指定する“製品高さ”は「全閉」時の高さです。
・製品の最降下位置から「採光」の状態にすると、ウェイトバーが約3~4cm上がります。
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立体式の『ルミエ』

前後2枚のレースのあいだにドレープを挟み、角度を変えて調光します。
・ご注文時に指定する“製品高さ”は「製品最下時」の高さです。
・製品の最降下位置からドレープの角度を「全閉」または「採光」の状態にすると、ボトムレールが約0.7~1.5cm上がります。
・生地を途中まで上げた状態では、全面ドレープになります。
※生地を下まで降ろしきった状態でのみ、調光が可能です。
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調光により製品の最下部が少し上がるのが気になる場合は、窓枠内への取付けでなく、窓を覆うように取付ける方法がおすすめ。特に『ルミエ』は全閉時にボトムレールの位置が上がる構造のため、遮光性を重視したいお部屋では製品の高さを長めに指定して、窓全体をしっかり覆うように取付けると安心です。
※掃き出し窓の場合は、床にぶつからないようご注意ください。

人気ラインナップとおしゃれな事例

『デュオレ』『ルミエ』それぞれの人気ラインナップやコーディネート例を、別のコラムでたっぷりご紹介しています。ぜひ、参考にしてくださいね。
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デュオレ
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ルミエ

調光ロールスクリーンで、光あふれるおしゃれな暮らしを

調光ロールスクリーンは、お部屋を美しく彩るデザイン性と、時間帯やシーンに合わせて光をコントロールする機能性を兼ね備えています。ご紹介したポイントを参考に、ご自身のライフスタイルにぴったりの製品を選んでみてくださいね。
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